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寺院 無線ネットワーク構築

2021-05-14
来客者が打ち合わせ等でネット環境が使えたり、寺院の本堂でオンライン法事などが使えるようにするために、無線のネットワークを構築しました。
アクセスポイントの台数が限定的なので、シスコ製のスタンドアロン型アクセスポイントを採用しました。

屋外に耐候性のない一般的な Cat5e LAN ケーブルが使用されていたので、屋外用 CAT6 ケーブルで幹線を張り替え、将来的な 10Gbps イーサネット対応への布石としました。

ケーブルを外に出すために窓が常時開けっぱなしにしてあるという微妙な状態になっていたので、壁に穴開け工事を行ってケーブルをそこから出すようにし、窓がちゃんと閉められるように改善しました。
工事前。
無線ルータがありますが、インターネットへの接続には別のところのルータが使われているので、ここの無線に繋いでもインターネットには繋がらないという謎な状態になっていました。
工事後。
ルータを家庭用のものから YAMAHA の業務用ルータに交換し、信頼性と性能を向上させました。
ケーブルも整理したので、だいぶすっきりしました。
こんな風に窓からケーブルが外に出ていました。これだと窓が閉められないので、台風の時とかは大変ですね。
壁に穴を開けてケーブルを通します。
最終的にはこのように隠蔽されます。
外側はこんな感じです。下側の黒い防水引き込みカバーの先が屋内に繋がっています。
本堂は断熱施工がされていて隙間がなく、天井や壁からケーブルを入れることができなかったので、床下からケーブルを通すことにしました。
梁の上にアクセスポイントを設置し、ベルクロテープで固定しました。
もう 1 台のアクセスポイントは天井裏です。
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