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富士通パソコン高速化

2021-07-13
去年買ったばかりのパソコンなのに、遅くてやってられないのでなんとかしてほしいという連絡を受けました。
メールと Office くらいしか使わないので、なんでもいいだろうと考えたそうですが、実際のところは性能的に少々問題があり、メールソフトを立ち上げるだけで 30 秒はかかるなど、かなり厳しい状態でした。

今回は富士通のパソコンを分解します。モニタ一体型のデスクトップパソコンですが、中身にはノートパソコン用の部品が使われています。
作業内容はメモリの増設と SSD への換装です。ほんとは CPU も替えたいところですが、排熱に問題があるのでそこは諦めます。

作業の際の損傷でデータを喪失することを防ぐため、分解前にあらかじめ SSD に HDD の内容をそっくりそのままコピーしておきます。これで間違って壊してもデータは取り戻せます。
この機種は USB メモリからブートできない (正確には、CSM に対応していないため、BIOS 用のブートイメージでは起動できない) ので、コピーには少々てこずりました。

やはり CPU が弱いため、起動直後などでアンチウィルスソフトが裏で動いているとちょっと遅いですが、それ以外では実用上問題ないレベルまで高速化できました。
富士通のモニタ一体型パソコンです。
メモリの増設は簡単です。カバーを外すだけでメモリにアクセスできるようになっています。
2 つあるスロットの片方に 4GB が装着されています。
もう 1 枚 4GB を増設し、合計 8GB としました。Windows10 だと最低でもこのくらいは必要です。
裏ブタを完全に取り外しました。HDD が見えますので、これを取り外します。
HDD を外しました。
かわりに SSD を取り付けます。HDD とは大きさが異なりますので、マウンタを使ってネジ位置を揃えます。
ネジ位置を揃えてもコネクタの位置が少し奥になってしまって、ケーブルの長さがわずかに足りませんので、延長ケーブルを使います。
取り付けたらフタを元に戻して動作確認し、作業終了です。
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